空中像光学素子の設計をBlender等のレイトレーシングを用いて実施する研究を行なっています(例えばSano 2025)。光源と空中像光学素子を置いてレンダリングした画像に対して画像処理を用いて空中像の評価を行っているのですが、レンダリングした画像が空中像なのか、別の像なのかを2次元画像では判断しにくいものです。そこでその判断するために、CG画像を複数枚レンダリングし、その画像から像の位置を計測することで、光学素子から像の飛び出し距離を算出しています。
そこで、GitHub に レイトレーシングの出力結果に対してステレオマッチする手続きを記載しました。MMAPsによる空中像生成をBlenderで再現を参考にしつつ、空中像光学系の研究に取り組んで下さる人がいれば幸いです。